新年の寿ぎに寄せて

 

会員各位


新たな年を迎えました。

昨年同様、本年も稽古に励んでいただきたく存じます。


本年は、当会にとって十周年の節目となります。

世代や境遇はそれぞれ異なりますが、同時代を共有し、同じ道場において共に当流の稽古に励むことのできる縁を、誠にありがたく感じております。


本年の稽古においても、引き続き自他への気配りを念頭に置き、稽古に励んでくださいますようお願いいたします。


日々稽古に励んでいても、各々の結果には、なお少しの足りなさを感じることもあるでしょう。

しかし、突き詰め過ぎるあまり、身体の健康を損なうことのないよう、どうかご留意ください。


少し気持ちを緩めるための言葉として、以下に正岡子規の句を記しておきます。


 瓶にさす

 藤の花ぶさ

 みじかければ

 たたみの上に

 とどかざりけり

  

皆様が、それぞれの「あるがまま」を保ちつつ、最善を尽くされることを願っております。


本年も共に、居合に励みましょう。



歩水